2008-10-13から1日間の記事一覧

珍しく、季節にそぐった歌を。 蛍を光らせるために誰か、黄金の水を。 過ぎ去る夏へと思いをはせたのでしょうか。 季節は廻ります。しかし、この夏、今は一度きり。 時は非常。これもまた、風情なのでしょう。

休日が続くと体調が崩れる自分の身体が非常に恨めしい。 夏の間、忌避していた陽光がいとおしくなってきました。 自然に対し人が思うことはいつも独りよがりで一方通行です。 また、人に対し自然が見せる変化も。 たまには、一首。 かへりみず 前見て歩けと …

寒くなりぬ 今は螢も 光なし 黄金の水を 誰れかたまはん

良寛