2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

燕が来ると時同じくして雁は故郷を思いつつ帰っていく 春は出会いと別れの季節。 それなのに、出会いが強調されている気がするのは偶然でしょうか。

もう、五月です。 余裕がなく、何もできない日々が続いています。 実に苦しく、実に不甲斐ない。 今回は言の葉を残しておきます。 最後の文こそが核ですが、状況を深めるため、前の部分も。 「君がうらやましいよ この世に未練を残すほどいろんなものを手に…

燕来る 時になりぬと 雁がねは 国偲ひつつ 雲隠り鳴く

大伴家持

なんとなく春になったと聞いた日より吉野の山が気になる。 吉野は桜の名所であり、現代でも春といわれて桜を思い浮かぶ人が多いと思います。 もっとも、桜よりも花見酒がメインでしょうが。

なんだかんだといいつつも、この雑記が一周年を迎えているようですね。 よくも、まあ、続いたと思います。 未だ春とはいえない寒さが残ってはいますが、確実に日は廻るのでしょう。 拍手返信 <灯さん ご感想ありがとうございます。 楽しめたならこちらとし…

なにとなく 春になりぬと 聞く日より 心にかかる み吉野の山

西行