南総里美八犬伝の作者の辞世の句です。
最近辞世の句しか据えていない気もしますがそれはそれで。
意味はそのままです。
江戸時代ころになると分かりやすいものが増えてきますが、知能レベルが下がったというより、より多くの人に知ってもらいたいからではないかか、と思います。この頃は識字率も上がってきた頃ですし。
伊達政宗の部下も似たようなことを言っていたとされますが、まあ関係ないでしょう。
前述の書籍はだいぶ時間をかけて作られたそうで、初版が作者が老年に入ろうとしていた頃発行らしく、生涯の仕事だったようです。
それだけのことをしたならもうちょっと明るい歌を残したらよかったのでは、と思わなくもありません(十返舎一九ほどとまでは言いませんが)。