例によって。
・「魔神王の娘」27話:philo さん
 
嵐の前の下準備、といったところでしょうか。

総代がついに枢機三人と会談を。
なんというか正常さんはなんとなく無条件で総代についてそうな感じがしていただけに証拠提示を求めたり、自分が動いた時の騎士団についての懸念を語るのが意外に感じました。
そして案の定バッチリその情報を得ている城嶋サイド。
なんやかんやと話は姫士組へ。
井上さんがこそこそと。この人は妄信者というより利用者という立場ですね。従うものの、心では舌を出している、みたいな。
黒崎も登場して三つ巴ならぬ群雄割拠に。今回はあまり絡まないようですが後々かみついてきそうな雰囲気です。
 
遊撃では真人間化している柊さんですが、こちらでは案の定、とんがってて原さんに入魂されてますね。
気が滅入ってるときには碌な事がないということで、井上さんに囲まれます。 
遊撃やヒヨドリでは更生の余地があったような井上さんですがこちらではがっつりと外道してますね。
ばっちり隊士達に睨まれてます。一概には言えないですが救いのない外道もまた必要だな、と。
戦闘ですが、SP使いつつ体力の低いヤンキーを相手に増援まで持ちこたえればすんなりと。井上さんも最強攻撃をひらめき所有者でやり過ごしてENを枯渇させて安全に。
モブを犠牲に遠藤のもとへ逃げおおせた井上さんですが、高田のもとへ。これは高田の井上による暗殺フラグか、と思ったり。
 
そんなこんなで蜃気楼でなんか海外に亡命した方が登場したり。太陽卿今更ながら刺されませんよね、とか思ったり。
一方でやさぐれてた柊さんが林家さんにがつんとやられてます、これはまた何かやらかす、嵌められるフラグにも見えました。そして繋がる人々のリンク、といいますかそう言えば弟いましたね、井上さん。
 
次回で遠藤までたどり着けるのか、はたまた井上、高田死亡フラグか。
波乱の幕開けを感じつつ、続きをゆるりと待たせていただきます。
 
 
 
・「SRC学園のス」:エルバッキー さん
 
本当に久しぶりとなるシリーズでした。
エイプリルシナリオにつづき、何とも凝った仕様でちょっと困惑しましたが、慣れて続ける気になればサクサクと進める事が出来ました。
 
ストーリーはシンプルながら、エルバッキーさんらしい丁寧な作品でした。たまたま出会った三人が温泉でスライモ(殺人鬼含有)退治というものですが、一人ひとりがちゃんと個性を保ちつつ、他を邪魔してないのはキャラの書き分け、把握が、できているなあ、と。
 
ゆるりと楽しませていただきました。
最後に、哀れ藻屑となったスライ。