某企画について。
ネタバレしていますので隠しておきます。
 
ついに公開されました。
蓋を開けてみれば4作品と少ない感じはしましたが力作ぞろいだったと思います。
以下、感想および自作についての悔恨を。
 
【Incomplete Gigas!】:マイヤーさん
ビル建設の話。
建築軍団みんな濃いなあ、と思いつつ道すがら引っ立てられてきた一般人二人。
紆余曲折があって仲直りするわけですがこういう問題って深いですよね。
流石の安定した演出で、変形には驚きました。
そして戦闘はまさかの二分割マップ。
ただ、コーが隠れ身使用時、チョコサンデーが左の分割マップの味方に反応して移動したのがちょっと不便でした。おかげで射程外になってしまったもので。
 
【激突!!クルセイド学園騎士団VS姫士組ネオユニバース】:パンさん
学園での巨大組織がぶつかったり解散したり団結する話。
みんな若くて輝いてるなあ、と思いながらしみじみと読ませていただきました。
おっさんが黒幕だろうと思っていたり。
十勝町君が思ってた以上に不幸だなあと思ったり、と。
とても奇麗な話、という印象を受けました。
なんというかちょっと肩透かしを食らった感じがしたというのも多分戦闘がありそうな雰囲気がありつつも無かったからなのかな、と思いました。
 
【四番隊と巨大なダンジョン】:回天さん
まさかの初回選択肢。
というかまずは意外な設定改変にくすり、とさせられました。
なんだかんだと皆さん色々な過去がありまして……といった話を挟みつつダンジョンを進む4番隊と一人。
最終的に二人のお偉いさんを失って一人の仲間を得たわけですが展開、オチが王道だなあ、作者さんがこういうのが好きだと感じました。
ただ、前半戦、中盤戦がちょっとだれてしまいましたのでどちらかを人形劇などのイベント戦闘でもよかったかなあと。
 
【薄暗い地下の底で】:俳諧
思いっきり浮いてしまっています。
こんなのがトリでいいのか、と思ってしまいました。
紅白なら最後に日本野鳥の会が歌うようなものです。鳥組で。曲目は多分ホーミーとかで。
いつもはいろいろ屁理屈などをつけて自滅してる気がするのでそれを取り払い本格的にホラーで。
当初真エンドしかなく、あんまりだったので選択肢をつけてみたり。もっともどれもこれもロクでもない終わりですが。
巨大な陰謀とかで最初考えていたつもりがこうなった。
私の頭の中はどんな構造していることやら。
 
いまさらですがゲームオーバー時のヒントコメントをつけるのを忘れていたことに先ほど気付きました。
なんということでしょう。
以下、つけるつもりだったセリフを。
 
ゲームオーバー(病院ルート)
Talk 江藤教授(表記は???)
残念だ……
まさか意識が戻らないなんて……
そうだな、これは精神の戦い、ともいえるかもしれない
だから、精神をもっと有効活用してほしい
そうすれば『ここ』にたどりつけるはずだ


ゲームオーバー(紅いルート)
Talk 上級生
……残念ですね
折角拾った命だったというのに
無理をせず、逃げる事に心を砕いていれば、あるいは……
まあ、しかたありません
これもまた、終わりだったんでしょうね